2012年11月13日

ジャカルタのバスとタクシー

 今年8月に住み慣れたジャカルタを離れ日本へ帰ってきました。以前途中まで書いていた記事を忘れないうちにup。

■バス
 ジャカルタにご家族連れで赴任している方には自家用車を所有している方も多いですが、我が家は夫婦2人なのでわざわざ自家用車はイランと思い所有していません。で、私の移動手段はバスとタクシーです。残念ながら徒歩と自転車には厳しい街で、チャリでちょっとスーパーへ買い物とか、まず無理。

 バスと言ってもいっぱいあって、私が使っているのはTransJakarta(トランスジャカルタ)というバスです。専用レーンがあるから渋滞に巻き込まれないで済む^^(上の写真のように事故で悲惨なことになることもあるが)ちなみに1回3500ルピア。各バス停の前に切符売り場があってそこでお金を払う。本屋さんで買ったジャカルタ市内地図にTransJakartaのルートが載っていて重宝しています。朝6時頃から22時頃まで走っているらしい。本数は知らないですが、次々と来るので気にしたことはないです。ラッシュ時はさらに多い。今までおかしなことに遭ったことはないですが、当たり前の危機管理として、夜間にひとりでは乗らない、お金持ちっぽい服装では乗らない、スリに注意。つかこんなことはインドネシアに限らずどこでも同じだが。

 他にも好きなところで乗り降りできるバス(渋滞の一因w)等いろいろあるが、どういうルートを走っているのかわからないので乗ったことないです。


■タクシー
 タクシーは空港・ホテル・ショッピングモールなどに乗り場があって、流しでも拾いやすいのでこれまた便利です。しかもむちゃくちゃ安いし。
 タクシー会社はBluebirdグループがメジャーで、ショッピングモールのタクシー乗り場とかだいたいココが乗り入れています。ガイドブックを見るとまずBlue birdに乗っとけと書いてある。ここは初乗り6000ルピアです。ドアに書いてある文字が「Blue bird」と「Pusaka」の2種類あって、上の写真の左が「Blue bird」右が「Pusaka」。若干色が異なるけどどちらもBluebirdグループです。
 高級ホテルや空港に停まっているSilver Birdなら一番安心です。Blubirdグループの高級車バージョンで、黒ベンツorトヨタ、初乗り15000・12000ルピア。


 他によく使うのが、Express(車体が白色で初乗り5000ルピア)で、ここのタクシーはBluebirdの次くらいに多く走っています。安いしすぐ見つかるし一番利用してるかも。


 他に、走ってる数は少ないけど見かけたら躊躇無く使うのは、Taxiku(車体が黄色で初乗り5000ルピア)や、GAMYA(モスグリーン、5000ルピア)です。


■トラブル
 出稼ぎでジャカルタに来ているドライバーが多いらしく、行き先がホテルだとしても知らないパターンが多々あります(まあホテルの名前もよく変わるし;;)。正直に知らないと言ってくれるドライバーだと良いんですけど、困ったことに知ったかぶりをするドライバーも多い。どうもそういう気質なんでしょうね、知らないとは言うのが申し訳ないと考えるようで。よくわざと遠回りをするけしからんドライバーが多いと聞きますが、多分知らんだけのパターンも多いと思う。あるいは別のところと勘違いとか、渋滞避けのためわざと遠回りとか、ジャカルタの道路はどこでも曲がれるわけではないので回り道しないといけないことも多い。私の経験ではわざと遠回りしたなと思ったドライバーは一人もいないです。夜間に一人でタクシーを使うことが多い夫が言うには、わざと遠回りしてるっぽいドライバーはよく見かけるらしい。


■タクシー全般の注意点。
・おつりを用意しているドライバーは居ないので、小銭を用意しておく。チップは10%が目安らしいですが、「釣りはとっときな」のスタンスで良いかと。
・初めての場所やあまり知られてなさそうなお店などに行く場合は地図のコピーかアプリ+目的地の住所番地のメモを用意。目的地の近くにある有名なホテルやショッピングモールとか目印を複数知っておくなど、事前にトラブルを防ぎましょう。
・行き先を言ってドライバーが知らない時は降りて次のに変えるのが早い。インドネシア語が出来る人は道案内がんばれ^^
・英語がペラペラ話せるドライバーはめったにいないが、簡単な単語はまま通じる。
・態度が悪いとか、返事をしないとか、運転が乱暴とか、こっちではままあるのでいちいち怒らないように^^;;
・深夜に女性ひとり乗車しない、深夜にパソコンを開いたりしない(高級品を持っていますと外に向かってアピール)、泥酔・居眠りをしないなど、最低限の危機管理をすること。男性も勿論注意してください。たとえBluebirdでも、夜間運転しているドライバーには悪質な人が多いと聞きます。


 私が見た一番悪質なドライバーのお話。ショッピングモールにあるタクシー乗り場でBluebirdに乗る。ドアの横にシールが貼ってあって、そこには電話で呼んだ場合の最低支払い料金(たしか25000ルピアだったかな)が載っているんですけど、ドライバーがその料金を払えと言う。私の行き先は15000ルピアくらいのところで、タクシー乗り場から乗っているから払う必要はない。メーター分だけきっちり払って降りました。ドライバーの名前をメモろうと思って名札のところを見たら、取り払ってある!こやつが一番悪質でした。と言ってもショボイですね…


■スカルノハッタ空港でのタクシーの乗り方についてメモ。

 ターミナルビルを出てタクシー乗り場に向かいます。途中「タクシーか?」と聞いてくる勧誘がいっぱいいるが素通り。乗り場に行くと、各タクシー会社の制服を来た係員がいて、乗りたい会社の係員に名前と行き先をつげると順番待ちのリストに入れてくれます(勿論すいてたらすぐ乗れる)。料金は市内で乗るのと同様にメーター制で後払い。
 ジャカルタ市内に行くには、何も言わなければ普通有料道路を使うので、降りるときに運賃とまとめて払うか、料金所でその都度払う(中心部スマンギまで12000ルピア程)。それプラス空港使用料が10000ルピアだったかな。うちはいつもExpressを利用するんですが、中心部まで8-90000ルピアくらいです。夕方の超渋滞時にあたるともっとかかる。ジャカルタが初めてでタクシーに乗るのが不安ならSilver BirdかBlue Birdに乗りましょう。

 割高でも先払いが良い人には、ターミナルビルの中にいくつかのタクシー会社のカウンターがあります。行き先によってあらかじめ値段が決まっていて、ここでチケットを買う。一台の車に乗り切らない荷物がある場合、Golden Birdを使うと良いと思います。Bluebirdグループの大型車です。

*以上は国際線の第2ターミナルの話です。以前第3ターミナルを利用したときも同じシステムでした。他は知りません。


■私がタクシーでよく使うインドネシア語。

・こんにちは兼さようなら:スラマッ シアン(朝はパギ、午後3時頃から日が暮れるまではソレ、夜はマラム):Selamat Siang (pagi, sore, malam)
・どこどこへ行ってください:トロン ク どこどこ:Tolong ke どこどこ
・右へ曲がって:ベロック カナン(左はキリ):belok kanan(kiri)
・直進:トゥルース または ルルス:terus または lurus
・赤信号:ランプ メラ(緑はヒジョウ):lampu merah(hijau)
・この辺りで降りたい:サヤ マウ トゥルン スキタル シニ:Saya mau turun sekitar sini
・タクシー乗り場はどこですか?:ディ マナ アダ タクシースタンド?:Dimana ada taxi stand?
・ありがとう:トゥリマ カシィ:Terima kasih

・(どこどこへ行ってくださいと言って、相手が知らないとき)なになにの近くです。:ヤン アダ ディ ドゥカッ なになに :Yang ada di dekat なになに
・あの赤信号のとこ左へ曲がって:トロン ベロック キリ ディ ランプ メラ イトゥ:Tolong belok kiri di lampu merah itu.

年賀状・2013年・ヘビ・巳年

 2013年(ヘビ・巳年)の年賀状をデザインしました。詳しくはコチラと、コチラをご覧ください!